プラチナブロンドに愛されて!!
「お、おじさん、ご無沙汰してます」
頭はパニクってるけど、おじさんに救いを求めるように、すがるような目で…
「どうした?そんなに色っぽい目で見て」
は、はぁ?
「琴ちゃん、僕に惚れたか?」
へ、へっ?
「琴、浮気すんなよな」
は、はぁ?
おじさんと冬真の間を私の視線がキョロキョロする。
「親父も親父だ。琴は俺んだから間違っても取るなよ」
「……」
開いた口が塞がらない。
いつ私が冬真の物になったのよ?
「冬真、口を慎みなさい。琴ちゃん恥ずかしがってるわよ」
弥生おばさん、恥ずかしがってるんじゃなく呆れてんですけど。
「琴ちゃんは本当に可愛いわね」
先生まで!
頭がぐるぐる回って…
「琴!」
「琴ちゃん!」
「どうした?」
私はその場で倒れた。