プラチナブロンドに愛されて!!
う、う~ん…
「琴」
うん?
目を開けると心配そうに私を見下ろす冬真の顔が…
「と、冬真」
「大丈夫か?」
えっと…
「まだ休んでいた方がいい。疲れが溜まってんだろ」
「私…どうしたの?」
「茶室で倒れたんだよ」
「た、倒れた?」
なんで?
――
―
お、思い出した!
布団から上体を起こして
「冬真」
「ん?」
「いったいぜんたいどうなってんのよ?」
「なにが?琴まだ横になってる方がいいよ。そんなに興奮したらまた倒れる」
これが寝ていられますか!
てか、これが興奮しないでいられますか!
それに元は冬真でしょうが?
なんでそんな涼しい顔してんのよ?