プラチナブロンドに愛されて!!
「冬真、琴ちゃん、じゃれあってるのか喧嘩してるのか知らんが にもこんな廊下でやらなくても。やるなら部屋でしなさい」
振り返ると謙太郎おじさんがニヤニヤしながら立っていた。
「冬真、離して。おじさんが」
「嫌!それに別に親父に見られてもどうってことないから」
ち、ちょっと!
そりゃ冬真はイギリスナイズされてるからハグとかなんとも思わないでしょうが、ここは日本だよ。
私は生粋の日本人なんだからね。
「冬真!離して」
「……」
よけいにギュッとする。
「離せって言ってんのが分からないの?バカ冬真」
ついに私がキレた。