プラチナブロンドに愛されて!!



「だが帰って来て琴ちゃんと結婚するってやっぱり言うから、わしらが知らんだけで二人は連絡を取り合っていたのかと」

「い、いいえ!8年ぶりに昨日会ったんです。私の中の冬真は12歳の時で止まっているから昨日会った時は冬真って全く気づかなかったし。だってこんなに変わってるんですよ」

「やっぱり冬真の暴走か」

何故かお祖父ちゃん達が一斉に肩を落とした。

「冬真、なんで琴ちゃんと結婚するなんて。冬真だって8年間会ってないでしょ?まさかそのイギリスに行く時の『応援してる』って言ってくれたのを結婚してくれるってずっと思ってたの?」

「……」

今度は冬真が肩を落とした。

「琴ちゃんの気持ちも確かめずに」

「おばさん、もういいです。冬真だって分かってるわよね?だいたい8年会ってない」

「だから俺はその8年間もずっと琴を見てた」

さっきもそう言ったけど…





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