プラチナブロンドに愛されて!!
そう。
佐倉冬真は私の家のお隣さん。
冬真と私は幼馴染み。
冬真は私の3つ下の弟分だった。
何処に行くにも私にくっついてビービー泣いてた弱虫君が冬真。
小学校も冬真が入学してきた時、私は4年生。
登校は一緒で冬真を教室に送って私は自分の教室に行こうとすると『ことちゃんといっしょでなきゃやだ~』とギャ~ギャ~泣い た。
そう。
私が幼稚園に行く時も1歳か2歳の冬真はやっぱりギャ~ギャ~泣いてついてこようとした。
一緒に行けないと分かると私の帰る時間には玄関前で待ち伏せしていた。
一事が万事この調子。
それが私が中学卒業するまで続いた。