パレット~私と君との1440日~


「ありがとうございました~」




お店の定員の声が響く。





「ごめんね、どっちも買ってもらって」





申し訳なさそうに俺の横を歩く加恋。





「いーって。俺がそうしたくてそうしたんだから。お前はありがたく喜びなさい」






「・・・うん!ありがとう!!」




そうそう、俺が好きなのはこれだから。






この笑顔。
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