パレット~私と君との1440日~



一通り、挨拶が終わると、控室みたいなところに入った。





いわゆる、楽屋。



「はぁ~」



ソファにドカッと着いた瞬間、ため息が口からこぼれる。




「なんで、ため息なんだよ~」



「いや、疲れた」




「加恋ちゃんから連絡こないね~」



俺の機嫌を悪くした原因の廉と話す。




何気なく俺が気にしていることをニタリとしながら言ってきた。




反発しようと、口を再び開いた瞬間_____
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