「1495日の初恋」




私は、その場に崩れ落ちた。



動けない。

心が空っぽで、苦しくて、何も考えられない。




上原くん、上原くん…

なんで置いていくの?



私も、連れていって…お願い…もう、一人にしないで…。



助けて…心が…苦しい…誰か…。

誰でもいい…私を…助けて…。





私は携帯を開いた。




たすけて




その時初めて、宇佐見くんにメールした。







< 188 / 388 >

この作品をシェア

pagetop