「1495日の初恋」
バラバラな心と身体
会いたくて
宇佐見くんと亜紀、そして私。
なんとなく距離を置きながら過ごした2学期も、今日でおしまい。
やっと冬休みになった。
冬期講習とバイト。
何も考えずに毎日を過ごせば、あっという間に12月31日になった。
布団に入って、今年を振り返る。
良かったのか悪かったのか…よくわからない…。
時間は12時を過ぎ、新しい年を静かに迎えていた。
私はいつの間にか眠っていた。
明るくなってから、ぼんやりと目を覚ます。
携帯電話のランプが点灯していた。
こんなに朝早くから、誰だろう…。