「1495日の初恋」
「あれ?なんで結が泣いてんの?」
「うん…なんか…感動しちゃって…。」
そう言う私の頭を、ポンポンと叩いた。
「応援、ありがとな。」
汗まみれになって、一心に戦う姿の美しさ。
何か一つ、真剣に打ち込めるものを持つことは、最高に素晴らしいことだ。
上原くんの姿は、私の胸に深く深く刻まれた。
私も夢に向かって、あなたのように頑張っていきたい。
ああ…この上原くんを、ずっと見ていたい。
ずっとずっと、応援していきたい。
だから…
絶対に、バドミントンを辞めさせるわけにはいかない…。