俺様幼なじみとの同居生活
『さ、佐倉さん…もしよかったら、そのタオル俺に貸してくれない?』


『金瀬さん…もしよかったら、そのタオル、貸してくれる?』


「あ、どうぞ…」


「使い道なくなったので、いいですよ」


と、あたしと唯は声をかけて来た男子生徒にタオルを渡そうとした。


でもそのタオルを誰かが奪った。


「これ、俺が使うんだけど」


「何勝手に取ろうとしてんの?」
< 141 / 263 >

この作品をシェア

pagetop