俺様幼なじみとの同居生活
自分で栞悲しませたくせに、キスするとか…


「みな、と…?」


俺は栞をギュッと抱き締め、耳元で呟いた。


「ごめんな。悲しませて…」


「へ…?」


「今日。一緒に登校出来なかっただろ。それに、一緒に飯食えなかったし…」


「あ、うん…大丈夫だよ」


…大丈夫って……


「俺が大丈夫じゃないの。少しでも栞と居てぇのに」
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