俺様幼なじみとの同居生活
俺はスッと手を挙げた。


『では…って、神凪⁉︎』


呼び捨てかよ…


『どうぞ…』


俺はマイクを取り、栞の名前を呼んだ。


「栞」


俺が名前を呼ぶと、涙目でこっちを見ていた。


「結局俺、栞に"好き"って言ったこと、全然なかったよな。今日だってごめんな。それと…


栞、好きだ」
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