私の初恋♡

朝からドキドキ⁉こんな出来事って…⁉

ー翌日

も「行って来ま〜す‼」

ガチャ

私は勢いよく家を出た。すると家の前に当麻がいた。

当「おはよ〜もね‼」
も「おはよう‼当麻」

私達は仲良く雑談をしながら歩いた。私は白線に近い方を歩いていた。すると後ろから凄く速いスピードで、車が走って来る。

当「危ないっ‼」

そう言って当麻はもねの手首を掴んで抱き寄せた。

も(びっくりした‼)
当「もね、大丈夫か⁇」
も「う、うん…」

も(って私、早く当麻から離れないと!)
当「もね?本当に大丈夫か?」
も「うん、本当に大丈夫‼ごめんね」
当「もねが無事ならいいよ」
も「助けてくれてありがとう」
当「べっ、別に‼」

も(あれ⁇何か顔赤いけど…もしかして照れてるのかな?当麻、可愛いっ‼)

も「優しいんだね」
当「そ、そんな事…ない」
も「そう?当麻は誰にだって優しいと思うけどな」
当「いや、俺が本当に優しくしてるのは…もねだけだよ…」

も(ん?今当麻何て言ったんだろう?)

も「ごめん、当麻最後の方聞こえなかった」
当「聞こえてなかったんならいいよ」
も「え?気になる〜‼教えてよ〜‼」
当「ほら、急がないと遅刻するぞっ‼」
も「あっ、本当だ‼」
当「もねはこっちな」

と言いながら当麻は私の手首を掴んで私を白線の奥にして、自分を近くにした。

も「ありがとっ‼」
当「えっと…」

当麻は照れていた。

当「もね、走るぞっ‼」
も「えぇ〜⁉」

当麻は私の手首から一旦離して、手を繋いだ。

も(えっ、と、当麻⁉私、当麻と手を繋いでる⁉)

私達は走った。

も(こんな時間が続けばいいのに…って私何考えてるんだろう)

私はそんな事を思っていた。あっという間に学校に着いた。当麻のお陰で遅刻はしなかった。

教室に入ると…

美「おはよう〜‼」
奏「2人とも遅かったな」
も「えぇっと…色々あって…ね?」
彩「色々って何何〜⁉」
蓮「是非とも聞きたいな‼」
当「おい、蓮まで…」

その時、ガラッ

先「お〜い、全員席につけ〜‼」


授業が終わり昼休みになった。私達は暖かい時期は屋上で昼食を食べている。皆それぞれ、パン、お弁当を食べた。それから、雑談しながらくつろいだ。

過ごしているうちに1日があっと言う間に終わった。そして、当麻と2人の帰り道。

当「そう言えば、朝の大丈夫か?」
も「うん‼当麻のお陰で大丈夫だよ‼」
当「影響がないならよかった」
も「心配してくれてありがとう」
当「いや、俺の責任だよ。怖い思いさせてごめんな」
も「正直言うと、怖かった。けど、当麻のせいじゃないから、自分を責めないで…ねっ?」
当「うん…」
当麻は俯いたままだった。

も「当麻‼」

私は大きな声で言った。すると当麻はびっくりしたように、顔を上げた。何故か当麻は顔が赤かった。

当「な、何⁉」
も「何じゃないでしょ⁉当麻がそんな顔してたら私嫌だよ?当麻は悪くない。だから、いつも通りにしてよ…」
当「わかったけど…俺今考え事してたんだけど…」
も「えっ⁉そうなの⁉てっきり、朝の事をまだ気にしているのかと思った」
当「ごめん、ごめん」

も「ねぇ、どうして顔赤いの?」
私は気になったから聞いた。

当「えっ、あ、赤いのか⁉」
も「うん、真っ赤だよ」
当「ッ……‼」

当「まっ、気にするなっ‼」
も「う、うん…」
も(何か当麻変だな…)


当「ほ、ほら‼家に着いたぞっ‼じゃぁ…なっ‼」
も「う、うん…」

当麻は直ぐに家に入って行った。

も『当麻…どうしたんだろ…?』

翌朝、当麻はいつも通りだった。

も(当麻、いつも通りに戻ってよかった‼昨日のは何だったんだろ?まっ、いいっか‼)


☆当麻編☆
俺はいつも通りもねと一緒に登校している。雑談しながら歩いていると、後ろから凄く速いスピードで車が走って来た。

当「危ないっ‼」

俺はそう言ってもねの手首を掴んで抱き寄せた。

当「もね、大丈夫か⁇」
も「う、うん…」

当(ん?どうしたんだ?)
当「もね?本当に大丈夫か?」
も「うん、本当に大丈夫‼ごめんね」
当「もねが無事ならいいよ」
も「助けてくれてありがとう」
当「べっ、別に‼」

当(お、お礼なんて言うなよ‼)

も「優しいんだね」
当「そ、そんな事…ない」
も「そう?当麻は誰にだって優しいと思うけどな」
当「いや、俺が本当に優しくしてるのは…もねだけだよ…」

当(どうしよう⁉今言っちゃったーー‼恥ずかしいすぎる…‼)

も「ごめん、当麻最後の方聞こえなかった」
当「聞こえてなかったんならいいよ」

当(よかった‼聞こえてなかったみたい)

も「え?気になる〜‼教えてよ〜‼」
当「ほら、急がないと遅刻するぞっ‼」
も「あっ、本当だ‼」
当「もねはこっちな」

と言いながら俺ははもねの手首を掴んでもねを白線の奥にして、自分を近くにした。

も「ありがとっ‼」
当「えっと…」

当(ヤバッ‼どうしよう⁉て、照れる…ていうか、遅刻する〜‼)

当「もね、走るぞっ‼」
も「えぇ〜⁉」

俺はもね手首から一旦手を離して、もね手を握った。

当(体が勝手に⁉って俺、何やってんだよー‼バカだー‼今更後戻りは出来ない‼めういいや‼学校まで行っちゃえ〜‼)

俺はそんな事を思いながら、もねの手を引いて走った。

なんとか遅刻はしなかった。

ー放課後
当「そう言えば、朝の大丈夫か?」
も「うん‼当麻のお陰で大丈夫だよ‼」
当「影響がないならよかった」
も「心配してくれてありがとう」
当「いや、俺の責任だよ。怖い思いさせてごめんな」
も「正直言うと、怖かった。けど、当麻のせいじゃないから、自分を責めないで…ねっ?」
当「うん…」
俺は俯いたままだった。

当(いや、でもやっぱり俺が白線の近い方を歩いていればもねは怖い思いさせなくて済んだのに‼最低だな…俺って…)

も「当麻‼」

もねに大きな声で言われた。すると俺はびっくりして、顔を上げた。

当(よく思い出したら、後から気付いたけど…俺、もねを抱きしめるとか恥ずかしい事をしていたのか⁉今更だけど、凄く恥ずかしくなってきた〜‼)

当「な、何⁉」
も「何じゃないでしょ⁉当麻がそんな顔してたら私嫌だよ?当麻は悪くない。だから、いつも通りにしてよ…」
当「わかったけど…俺今考え事してたんだけど…」

当(考え事って言うか、朝の事を思い出していただけど…)

も「えっ⁉そうなの⁉てっきり、朝の事をまだ気にしているのかと思った」
当「あぁー違うよ‼」

も「ねぇ、どうして顔赤いの?」
ともねは聞いてきた。

当「えっ、あ、赤いのか⁉」
も「うん、真っ赤だよ」
当「ッ……‼」
当(俺、何で顔赤いんだよー‼)

当「まっ、気にするなっ‼」
も「う、うん…」
当(こんな顔見られたくない‼)

当「ほ、ほら‼家に着いたぞっ‼じゃぁ…なっ‼」
も「う、うん…」

俺は直ぐに家に入って行った。

ドアを閉めると大きなため息をついた。

当(俺ってば何やってんのーーー‼‼)
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