お前は、俺を好きになる!!
「幸谷起きた?」

「グーzzZ」

まだ寝てるのかよ…

そろそろ起こすか…

「幸谷起きてー!!」

幸谷の体を揺すってると…

ガシッ

幸谷の腕が私の腕に…?なんで?寝てたんじゃないの????

「汐奈…大毅とデートしたってマジ?」

なにそれ?デートした覚えないんだけど…

「デートなんかしてないよ?」

「さっき放課後一緒にアイス食べたっていってたじゃん!!」

なにこいつ起きてたの?

「寝たふりしてたの?なんでそんなことすんのよ!!」

「面白そうだったから?みたいな感じだよ!!ちがくて!!なんでデートしたんだよ!!」

わけわかんねー!!デートなんかしてねーし!!

「デートしてないよ!!アイス食べただけだよ」

「はー…汐奈は、鈍感すぎる…それをデートって言うの!!大毅ばっかずるい!!明日は、俺と二人っきりでデートいくぞ!!」

なんでいかなきゃなんないんだよ!!じゃあ…

「おごってくれるんならいいよ!!」

「上等じゃねーか!!おごってやるよ!!行くところは、俺が決めるからな!!日にちは、明日!!土曜日だったよな?じゃあそういうことだから汐奈覚えてろよ!!」

なにをだよ!!この兄弟は、わけがわからない…
疲れた…

「あっそうだ忘れてた」

今度は、なんだよ!!

チュッ

なにかが唇に当たって私の顔の前には…
幸谷の顔が…なんで?????

「明日のことは、秘密だからな特に大毅には!!明日楽しみにしてろよ(ニヤッ」

耳元で言うなーーー!!

顔が熱い…

「キスすんなよ!!ファーストだぞ!!なんでお前なんかにとられなきゃ…幸谷明日●す…なんで耳元で言うんだよ!!幸谷のバカ!!」

「バイバイしおなー」

窓から入って窓から消えたよ…

明日行きたくない…
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