-CloverAnemoneshia-
―次の日の朝―

「アハハハ」
「キャハハハハ」

廊下からでも聞こえてくる女子と男子の笑い声、その声はけして気持ちの良いモノでは無い。

ガラッ

僕はいつもと同様、なに食わぬ顔で教室に入る、そう、まるでこのクラスにイジメが無いかのように...

「あ、血咲!おはよー」

1人の女の子が僕に話かけて来た。
三神 るるあ
ピンク色の髪の毛をツインテールにしていて、
大きな赤いリボンを付けている。

「おはよー^ ^るるあちゃんは相変わらずだねー」

またツクリエガオ

「でしょ!!」

そう言って彼女はニカッと笑った、あぁ何故こんな無邪気な感じの子が「イジメ」なんてするのだろう。

「ねー血咲もやろーよー」

そう言って三神が僕の腕に絡みつく。
気持ち悪い...




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