微熱37℃





鏡の前に立ちキュッと制服のネクタイを閉める。


まだこっちの学校の制服は届いていなく、前のブレザーの制服が鏡に写る。



「…よし」



自分の姿を確認し、
部屋から出た。



「…あ」


「あ」



部屋を出た瞬間、ペットボトルを右手に持ち、学ラン姿のヒロキさんにバッタリ会った。



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