微熱37℃





私はドサッと肩にかけていた旅行バックを下に降ろした。



「お布団はそこの押し入れに入ってるから。

後はぁ~…あ!お風呂は階段を左に突き当たりね!」


「…あ、はい。」


「ご飯は下にある居間で皆で食べるから出来たら呼びに来るわね」



居間…。もしかして、千さんと雅人さんと…もしかしたら旅館の人達皆と食べたりするのだろうか。



「じゃあゆっくりしててね」



そう言葉を残し、千さんは部屋から出て行った。



部屋を見渡して見ても、得に何もなく、取り敢えず座布団を取り出し座ることにした。



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