サクセスラブを この手に
私は午後からデスクで一人になり

必要な知識を前のファイルから頭に叩き込んでいた。

「津川さん、内線が入っているよ、出て。」

「はい。」

係長が私に声をかけた。

「はい、津川です。」

「原田です。デスクに慣れた?」

紘くんだ。

「はい、ひと通りですが。」

「明日ランチを一緒に食べよう。そっちに寄るから席で待ってて。じゃ!」

「ありがとうございます。」

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