後悔するほど君を愛す。

｢うっ…うぅ…ひっく｣



あんなに怒らせたの…初めてだよ…。


｢ごめんな…美音ちゃん。俺のせいで…｣


｢うっ…天野先輩のせいじゃ…うっ…ありません…ひっく…から｣


｢ごめん…ごめん｣



｢今日はもう…ひっく…帰ります、ね。うっ…さよなら｣



帰ったら奏汰に電話しよう…。



早く…早く…



ただただ



奏汰に謝りたかった。