【完】芸能人に、恋をした。
蓮くんの右腕によって捉えられたあたしは、再びベッドに逆戻り。
そして、後ろから優しく包み込まれる。
「気になるんだろ?」
「いや、あの…」
「いないよ」
あたしの言葉を遮り蓮くんが言った言葉に、耳を疑う。
「こ、ここで冗談とかきついって…」
「いや、冗談じゃねぇから」
「うそ…」
絶対嘘だ…信じられるわけない。
こんなにかっこよくて、優しくて、明るくて、何でも出来る蓮くんが…
って、褒めすぎか。