Your smile once again
「わぁっ!?」


「おーまーえーは!何回言ったら分かるんだよ!

早く寝ろって!だからいつも眠いんだろ!

反抗期の子供か!」

すっかりお説教モード。

「アンタは親かっ!わーっ!痛い痛い痛い!」


私はジタバタもがく。


「ごめんなさい、早く寝るから!」
「本当か?」
「本当だって!」

解放された私は、笹原から遠ざかった。


「バーカバーカ、バーーーカ!」



私はそう言って、その場から逃げた。
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