Your smile once again
「なにそれ。見たい」
「はぁ!?ちょっ……!!」
笹原が私の肘をつかんで、引っ張って行く。
私は引きずられるようにして、連れていかれた。
来た道を逆戻り。
「待っ……」
「静かにしよーねー」
「こんの、変態!!」
海の家の裏だ。
塀と海の家の、小さな隙間。
木の壁に、背中をつけられる。
笹原の顔が、目の前にある。
私は思わず顔をそらした。
笹原の胸を強く押す。
「笹原……っ!!」
「黙って」
「はぁ!?ちょっ……!!」
笹原が私の肘をつかんで、引っ張って行く。
私は引きずられるようにして、連れていかれた。
来た道を逆戻り。
「待っ……」
「静かにしよーねー」
「こんの、変態!!」
海の家の裏だ。
塀と海の家の、小さな隙間。
木の壁に、背中をつけられる。
笹原の顔が、目の前にある。
私は思わず顔をそらした。
笹原の胸を強く押す。
「笹原……っ!!」
「黙って」