Your smile once again
「具合悪いの、気づいてくれた」
「ふーん。
……歩ける?部活今日は早退するわ。送ってく」
「えっ、いいよ。一人で帰れる」
拒否する私に笹原は首を振った。少し、不機嫌に見えた。
「ほら、カバン」
ぶっきらぼうに突き出されるカバン。
怒ってるのかな……。
「帰るぞ」
「ん……」
朦朧とする頭をぶんぶんと振った。
「佐々木?」
「なんでもない 」
私たちは肩を並べて校門を出た。
なんとなく、歩みが遅い私。
「佐々木、どうした?具合悪い?休むか?」
「ふふっ、笹原、質問多すぎ」
私は小さく微笑んだ。
----変な、感覚。
この時間が終わって欲しくないような、そんな感じ。
「ふーん。
……歩ける?部活今日は早退するわ。送ってく」
「えっ、いいよ。一人で帰れる」
拒否する私に笹原は首を振った。少し、不機嫌に見えた。
「ほら、カバン」
ぶっきらぼうに突き出されるカバン。
怒ってるのかな……。
「帰るぞ」
「ん……」
朦朧とする頭をぶんぶんと振った。
「佐々木?」
「なんでもない 」
私たちは肩を並べて校門を出た。
なんとなく、歩みが遅い私。
「佐々木、どうした?具合悪い?休むか?」
「ふふっ、笹原、質問多すぎ」
私は小さく微笑んだ。
----変な、感覚。
この時間が終わって欲しくないような、そんな感じ。