Your smile once again
それから日向は

佐々木が眠くなるまでここにいるよ、

そう言って微笑んだ。


一時間ほど私たちは一緒にいた。


時折、何かを話したり、飲み物を飲んだりしながら。



みんなが寝静まった部屋に入っても、


『好きだ』

 
日向の声がこだまし続けた。


あんなに、真っ直ぐに見つめられたのは初めてかもしれない。

なんていうか、ストレートだった。

気持ちが。
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