【続】恋愛のやり直し方
そんなことをぼんやり考えなが歩いていると、突然携帯が鳴る。
慌てて鞄から出し液晶を確認すると、竜くんの名前。
何かあったのだろうか?
「もしもし?」
「綾さんいまどこですか?」
別に慌てた様子のない竜くんの声に、ひとまず安心する。
「近くだよ?もう5分すれば家に着くと思うけど?」
「あ、じゃあ、ちょっと戻ってもらっていいですか?俺、近くのカフェにいるんで。場所はメールしますね。じゃあ」
「あっ!ちょっと待って………」
まだ行くとも言ってないのに、返事をする前に切られてしまった。
そして、すぐにメールの着信を知らせる軽快な音楽
メールを開く
そこにはご丁寧にカフェの地図まで添付されている竜くんからのメールだった。
ふと、手元の買い物袋の中身を頭の中で思い浮かべる。
冷蔵品はなかったな……
よし。とりあえずケーキくらいは竜くんに奢らせよう。
気乗りはしないまま回れ右して、カフェへと向かった。
慌てて鞄から出し液晶を確認すると、竜くんの名前。
何かあったのだろうか?
「もしもし?」
「綾さんいまどこですか?」
別に慌てた様子のない竜くんの声に、ひとまず安心する。
「近くだよ?もう5分すれば家に着くと思うけど?」
「あ、じゃあ、ちょっと戻ってもらっていいですか?俺、近くのカフェにいるんで。場所はメールしますね。じゃあ」
「あっ!ちょっと待って………」
まだ行くとも言ってないのに、返事をする前に切られてしまった。
そして、すぐにメールの着信を知らせる軽快な音楽
メールを開く
そこにはご丁寧にカフェの地図まで添付されている竜くんからのメールだった。
ふと、手元の買い物袋の中身を頭の中で思い浮かべる。
冷蔵品はなかったな……
よし。とりあえずケーキくらいは竜くんに奢らせよう。
気乗りはしないまま回れ右して、カフェへと向かった。