【続】恋愛のやり直し方
軽い自己嫌悪に陥りながら、そんな私を黙って見つめる友田の顔を見上げると、チュッと啄むようなキスが落とされる。
「だから、煽るなって言ってるんだけど?
それとも、いろんなもんすっ飛ばして繋がりたいってこと?だったらその願い叶えてあげるよ」
潤んだ声を耳元にあてられて、ズクンと
疼いた。
「だ、ダメダメ。ちゃんと聞いてから」
すぐ側の友田の身体を引き剥がした。
ブンブンと顔を振る私
プッと吹き出した友田は意味ありげに「聞いて『から』……ね」と色気ダダ漏れな笑顔で楽しそうだ。
そのくせ、スッと真顔になる。
その変化に、遂に始まるんだと、コクンと息を飲む私。
罪名を告げられる前の罪人のような心境だ。
「まずはさ、俺って人間を知ってもらおうかな」
「う……うん」
「ふっ。そんなに緊張しなくていいよ。綾の悪いようにはなってないハズだから」
顔が強ばっていたのは自分でも分かった。
だけど、やっぱり緊張してしまう。
それでも優しく頭を撫でた友田の手に少しずつ解れていく身体。
それを確認してから、友田はゆっくりと話始めた。
「だから、煽るなって言ってるんだけど?
それとも、いろんなもんすっ飛ばして繋がりたいってこと?だったらその願い叶えてあげるよ」
潤んだ声を耳元にあてられて、ズクンと
疼いた。
「だ、ダメダメ。ちゃんと聞いてから」
すぐ側の友田の身体を引き剥がした。
ブンブンと顔を振る私
プッと吹き出した友田は意味ありげに「聞いて『から』……ね」と色気ダダ漏れな笑顔で楽しそうだ。
そのくせ、スッと真顔になる。
その変化に、遂に始まるんだと、コクンと息を飲む私。
罪名を告げられる前の罪人のような心境だ。
「まずはさ、俺って人間を知ってもらおうかな」
「う……うん」
「ふっ。そんなに緊張しなくていいよ。綾の悪いようにはなってないハズだから」
顔が強ばっていたのは自分でも分かった。
だけど、やっぱり緊張してしまう。
それでも優しく頭を撫でた友田の手に少しずつ解れていく身体。
それを確認してから、友田はゆっくりと話始めた。