【続】恋愛のやり直し方
ニコッと爽やかに笑う竜くんとは対照的に、なんだかすごく疲れた。




思わずテーブルに体を突っ伏した。



ここが家ならこのまま眠ってしまうのに……




ここまで私を疲れさせた等の本人はクスリと笑っている。


そして、突っ伏す私の頭を優しく撫でたりしている。





「クスっ。綾さんのこういうとこ可愛いですよね。甘いもの食べて復活しますか?ここのシフォンケーキ絶品ですよ?」



『シフォンケーキ』の言葉に思わずピクンと反応してしまった。



それを見逃してくれる竜くんではなく。クスリどころかハハハっと笑った。


「すみませーん」



元気に店員さんを呼んだ竜くん




間もなく来たさっきの店員さんは私の顔を見て「あらあら、女の子をいじめちゃダメでしょ」と竜くんを軽くたしなめた。



「その埋め合わせをするんで、特別アマーいシフォンケーキをお願いします」なんてシレッと注文した
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