【続】恋愛のやり直し方
「真理子、おめでとう」
手の中の花びらに、お祝いの気持ちを全て込め、真理子の頭上へと高々に放る。
「ありがとう。綾が背中を押してくれたお陰だよ。感謝してる」
「私は何もしてないよ。頑張ったのは、新米パパさんでしょ?」
「アハハ……そうかも」
柔らかに微笑む真理子は、そっと手にしたブーケを、私へと差し出す。
「次は綾でしょ?受け取って」
「……ありがとう」
真理子から受け取ったブーケは、見た目よりもズシンと重く感じる。
「綾の花嫁姿、楽しみにしてる」
「俺も綾さんの花嫁姿楽しみにしてますから」
反対側の列席者へ挨拶をしていた竜くんが突然くわわってきた。
「え……う、うん。り、竜くんおめでとう」
突然の事に戸惑いながらもなんとかお祝いの言葉を言うと、二人は同時に「ありがとう。また後で」と言って去っていった。
手の中の花びらに、お祝いの気持ちを全て込め、真理子の頭上へと高々に放る。
「ありがとう。綾が背中を押してくれたお陰だよ。感謝してる」
「私は何もしてないよ。頑張ったのは、新米パパさんでしょ?」
「アハハ……そうかも」
柔らかに微笑む真理子は、そっと手にしたブーケを、私へと差し出す。
「次は綾でしょ?受け取って」
「……ありがとう」
真理子から受け取ったブーケは、見た目よりもズシンと重く感じる。
「綾の花嫁姿、楽しみにしてる」
「俺も綾さんの花嫁姿楽しみにしてますから」
反対側の列席者へ挨拶をしていた竜くんが突然くわわってきた。
「え……う、うん。り、竜くんおめでとう」
突然の事に戸惑いながらもなんとかお祝いの言葉を言うと、二人は同時に「ありがとう。また後で」と言って去っていった。