冷たい君に恋してます!


そして私たちは走っている。


『ちょっと…どこ行くのよ!』

『……』

聞いても無視だし…


『ここまできたらいいだろ…』

『え…?』

なんで?

『ねぇ…期待させるようなことしないでよ\\\』

『は…?』

『いつもいつも…なんで冷たいことばかり言って…でも優しくて…期待しちゃうんだよ?だからやめてよ。』

『お前…『だから…やめて。期待してほしくないでしょ?ごめんね。もう近づいたりしない。だから…』

そこで私は泣いていた。


『なんでだよ』

壮太に抱きしめられてる。


『なに…してるの?』

『期待しろよ。嫌だなんて言ってねぇよ』

抱きしめられて…え?

『期待してもいいの…?』

『…おう\\\』

『ふっ…あり…がと…うっ』

『なっお前\\\』

壮太顔が赤い…

『え…?ってきゃぁぁ\\\』

抱きついてる…

でも…期待してもいいんだね。

ふふっやっぱ好きですな。
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