冷たい君に恋してます!
壮太side
俺が寝てるとまたいつものように幼なじみが迎えにきた…
正直いうとうるさい。
けど可愛いんだよな。
こいつ園田春香
鈍感で可愛い…
けどこいつに対してひどい言い方しかできない。
『……てかさお前なんなの?毎朝、毎朝うざいから』
気がつけばそういっていた。
春香の目はうるうるしていて…
おれやばいこと言ったかも。
そして春香は先いってしまった。
春香がいってから俺は家をでた。
でも教室にはいるとき春香の親友の薫に抑えられながら教室をでようとしてるのがわかった。
しかも春香の目からは…
涙がでていた。
でも気にせずイスに座る。
するとおれの友達
結城守がきた。
『おーっす!春香ちゃん泣いてたぜ』
『あ、そ』
べつに興味ないって振りをしていてもこいつには敵わない。
『ふーん。好きなくせに』
『ばっ!お前ふざけんなよ?』
『顔真っ赤ーー』
『うっせ』
多分ちょーーー顔真っ赤だとおもう。
でも素直になれない自分がいる。
そんななか
ひっかかったのは
春香が泣いてるってことだ。
『…お前なんかしたんじゃねぇの?』
『は?』
守は鋭くてなんでも話せる中だが…
こんなに厳しい顔をしたのは初めてだ。
『春香ちゃんを泣かせたのはお前の態度なんじゃねぇの?』
俺の態度……
『そうなのか?』
おれは家に帰って聞いて見ることにした。