Midnight Day
告白と戸惑い
次の日。
文化祭当日。
たくさん遊んだのに、寝ることが出来なかった。なぜかはわからない。
ただ、苦しかった。
「おはよう、岩本。」
「佑斗…おはよう。」
「あれ?元気ないけど、大丈夫?」
「うん…大丈夫だよ…!」
完全空元気だった。
でも、そう言うしか方法がなくて。
「今日は最高の文化祭にしようね!」
「ああ。
俺らの成果を見せつけてやろうぜ!」
頑張って準備したんだ。
それに、私にとっては最後の文化祭。
今は、楽しもう。
それに、月夜も来てくれるんだから。
いつも通りの月夜で送り出したい。
いつも通りの月夜が大好きだから。