Midnight Day
「わあ!
この遊園地子供の時よく遊んだ!」
「まだガキじゃねえか。」
「ちょっとそれどーいう意味!?」
「そのままの意味だよーだ!」
「ひどっ!」
「ひどくねえよ。
それくらいお前はピュアだってこと。」
“ピュア”
私には月夜の方がよほどピュアに見えた。
月夜はきっと悪ぶってるふりをしているだけだと思う。
本当の心はきっとピュアだ。
「…そんなことよりさ!
早く遊園地動かしてよ!」
「急かすなよ。
今子供な夢希の為に動かしてやるから」
月夜は見てろよ?と言うような顔をしてから指をパチンと鳴らした。
すると…遊園地は光り、動き始めた。