あたしの余命あと１ヶ月…

ー魔晶 欄sideー


ここはどこ？

闇の中にいるみたいだ‥‥
真っ暗で見えないよ‥‥


あたしは死んだのかな？


｢ん‥‥らん！‥‥欄!!!!!!!!!｣


紫王菲？何処？


｢早く覚まして！欄！｣


声がする方へ向くと白い光に包まれた‥‥


｢紫王菲！｣


目を覚ますと

天井に真っ白だった

ここは病院か‥‥最悪‥‥


｢欄‥‥？起きたか？｣


紫王菲が心配そうに言った



｢うん‥‥ごめん‥‥黙ってて｣


｢ほんとだよ‥‥
欄いきなりでわりぃーんだけど
1つ聞いていいか？｣


｢うん｣


｢陸って奴が欄が殺したって言ってたけどあれは‥‥どうゆう意味だ？｣


あたしは俯いた


｢それは‥‥あたしが打たれそうになったとき

あたしの元彼魁があたしを庇って‥‥｣


｢そっか‥‥ごめんな言わせて‥‥
けどそれは
殺したんじゃない‥‥

守ってくれたんだ‥‥だろ？

抱え込むな‥‥魁だってそう思ってるはずだ｣



｢ありがとう‥‥｣


ーーーガチャ


｢ちょっといいかー｣


｢樹！どうしたの‥‥？｣


｢ちょっと欄に話があって‥‥君たち
ちょっと外してもらえるかな？｣



｢あ、はい｣

ーーーガチャ


｢欄‥‥お前あと一週間しかない‥‥｣


｢そっか｣

あたしは微笑んだ
もうすぐなんだ‥‥そっか‥‥



｢それに昨日病院にこいっていったのに

こなかっただろ

その時これば間に合ったけど
今はどうにも出来ない‥‥

つまり手遅れだ｣


｢うん､わかってる
それに入院するつもりないよ

後悔してない｣


｢そうか‥‥もう会えることなくなるんだな

元気でな‥‥らん‥‥‥‥｣


｢先生今までお世話になりました
ありがとうございました｣


｢さよなら‥‥欄‥‥｣

ーーーガチャ

｢どうゆう意味だよ？｣


｢透琉‥‥｣



｢どうゆう意味だよ！！！！！

欄まさか‥‥死ぬんじゃないよな！！！！！｣


｢聞いてたの？紫王菲は？｣


｢紫王菲はトイレに行った‥‥
だから話は聞いていない


けど‥‥どうゆう意味なんだ？｣