過保護な妖執事と同居しています!


 ワンルームの玄関を入ると、そこには大好きな赤い髪の執事がいて私に恭しく頭を下げる。


「おかえりなさいませ。すぐお食事になさいますか?」


 優しくて心配性で料理上手な執事は、私を何よりも一番大切にしてくれる。そして無償の愛で包んでくれる。

 これからも、ずっと一生。彼は私と神に誓った。

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