*☆知恵の木の伝説☆*








着信はまだ続いた。





『未来さん、本当にごめんなさい・・・今はこれしか言えることは思いつきません。私達のことを真剣に考えて、思ってくれてたことが一番の感謝です。』





『未来さんのあの資料ってメンバーのことをたくさん書いてましたよね?ごめんなさい。私、未来さんがその資料にまとめているところを偶然見ちゃって・・・その気持ちは本当に嬉しいです。なので未来さんも私達を頼って下さい』





__私達を頼って下さい__





その言葉が頭の中をグルグルと回っている。





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