ぜってぇお前は女友達！
　カチッ　ポッ

今日は朝から学校かあ…。


　この頃、よくこの大学の学部棟のすみっこの喫煙所でたばこを吸っている。


　ふーｯ



　たばこは、小学校5年の時に、オヤジの吸っていたのをいたずら半分で吸ったのが初めてだった。
　中学のころにはすでに常習的に吸っていた。




　ゆなは、大概、誰かから相談をもちかけられている。
　この前も、俺のツレの2人くらいから相談をもちかけられていた。


　ひとり目は、告白の相談。

　俺が相談をうけて、毎度説得してもできなかったのに、アイツは、ものの1時間で、告白することを決めさせて、その方法まで提案しやがった。




ふたり目は、彼女とのカラダの相性について。

俺が到底バカにしかできない下ネタを、アイツは真剣にかつ的確にアドバイスして、おかげで俺のツレは、男として1ランクあがったと彼女に褒められたらしい。


　そして、アイツは、さっきのこと以外にも俺の運命の人にもなっている。
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表紙・目次

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