ぜってぇお前は女友達!

「やっぱ、ゆなは俺にとったら友達やわ。何より付き合ってお前とエッチするなんてありえんって思うしな。俺、頭おかしかったんやろな。」



 ふと、この言葉が口からするすると出てきた。






「おお。そうかあ。」

やっぱりね、と少し安心した顔でゆなが言った。






「今度、一緒にカラオケゆこやー。最近、ストレスはんぱなくてさ♪」

いや、その様子のどこがストレス感じてるんですか?




でも、
「ええな♪ いこや。俺、ゆなじゃないとまともに悩みきいてもらえんし、また俺のグチきいてくれへん?」





とんとん拍子に話は進んで、日にちも決まり、2人でカラオケに行くことになった。



 2人で?って思うかもしれない。でも、ゆなだからできることやねん。



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