可愛くないって言わないで!!
◆
「あれ? 真子は?」
朝ごはんを食べようとリビングに行くと、いつもは先に食べてるはずの真子がいない。
お母さんは心配そうに、真子の部屋がある2階を見上げた。
「お腹が痛いんですって。熱はないみたいだけど、今日は念のため学校を休ませるわ」
「珍しいね。……生理とか」
あたしがはじめて生理になったのは小6の時だった。
5年生でなった子もいたみたいだし、真子もそろそろあってもおかしくない。
「聞いてみたけどそれはちがうみたいなのよねえ」
「ふーん……」
そういえば、昨日の夜もなんか調子悪そうだったっけ。
元気なかったし。
「真衣は転校してきてから休んでないわね」
「まーね。いまの学校楽しいし」
「転校して正解だったわね。お父さんに電話したら、安心してたわよ。そういえば、明日は文化祭よね」
「あれ? 真子は?」
朝ごはんを食べようとリビングに行くと、いつもは先に食べてるはずの真子がいない。
お母さんは心配そうに、真子の部屋がある2階を見上げた。
「お腹が痛いんですって。熱はないみたいだけど、今日は念のため学校を休ませるわ」
「珍しいね。……生理とか」
あたしがはじめて生理になったのは小6の時だった。
5年生でなった子もいたみたいだし、真子もそろそろあってもおかしくない。
「聞いてみたけどそれはちがうみたいなのよねえ」
「ふーん……」
そういえば、昨日の夜もなんか調子悪そうだったっけ。
元気なかったし。
「真衣は転校してきてから休んでないわね」
「まーね。いまの学校楽しいし」
「転校して正解だったわね。お父さんに電話したら、安心してたわよ。そういえば、明日は文化祭よね」