〜時空移動した忍達!?〜



『………恐らく、貴方達は時空移動したのでは

ないでしょうか。

現に、此処は平成といい、2030年です。』




私がそう言うと、

五人は固まってしまいましたw



すると突然、五人の内一人が私に向かって

苦無を2つ投げ付けてきました。


避ける価値もなかったのでそのまま居たら、

丁度顔の両側の頬をスレスレに通って

壁に刺さりました。



半「っこ、こら、小太郎!!

女子(おなご)に向かって何を!?」



投げ付けてきたのは、小太郎という

人らしいですね。


と言うことは、風魔小太郎なのでしょう。



小「…………では、半蔵様はこの女の言う事を

信じると言うのですか??」



半「っ…………確かにそうだが………

家と言えど、見た事も無い作りだ。

多少なりとも納得せざるを得ない

状況でもある。

とりあえず、この女子さんに話をくわしく

聞かせて頂いてから小太郎の意見も聞こう。

いいかね?小太郎。」




わ、流石、優しそうな人ですね〜。


確か、半蔵と言えば、服部半蔵でしたっけ。




小太郎は苦虫を潰したような

苦い顔をして頷いた。




『………落ち着いた様なのでお話しますね。

此処は、平成時代。2030年の世界です。

ほら、貴方達の世界とは家も違うでしょう?

この世界は、武器を所持する事が

許されないことになっています。

もし、所持しているのがバレましたら、

警察という団体に、逮捕と言う名の捕縛を

されてしまいます。

ですから、決して苦無や手裏剣などを

所持したまま外出しないで下さい。

…………ここまでで何か質問はありますか?』



一通り説明をしました。
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