TRY NOW!!

初恋

       .
ある日。

いつもどおり、亀谷と中嶋はじゃれあっている。
稲葉は清水とラリーをする。
それを見る松本。
またさぼってる松原。
走るおくたん・・。(?

じゃれあっている2人の後ろを稲葉が通った。
すると、稲葉の足が亀谷の背中に当たった。
稲葉「あ、ごめん・・」
亀谷「いって・・・・・!!」
亀谷が中嶋の上に
のっかかった状態になった。
中嶋「ちょっ・・かめ!?どうしたの」
稲葉「(顔近!!)」
亀谷と中嶋は超接近していた。
亀谷は体を起こそうとするが、
卓球台と壁との狭い隙間なのでなかなか起き上がれない。
中嶋「・・・・・」
亀谷「・・・・・」
稲葉「・・・・・」
 沈黙が続く。
中嶋「(何緊張してんだ俺・・
   相手はかめだぞ!!?)」
亀谷「(起き上がれない・・)」
稲葉「(おぉぃ!!近い!
   近いぞお前ら・・)」
そしたらちょうど通りかかった
清水と松本が台をずらしてくれた。
清水「気をつけろよ~
  ここ狭いからたまに
  抜けれなくなんだよ」
亀谷「あ・・悪ィな2人とも」
松本「いーよいーよ
   練習しよー」
中嶋「・・・」
亀谷「・・・」
2人は目が合った。
中嶋が照れくさそうに
そっぽを向いた。
亀谷「中嶋~ラリーやろうぜ」
亀谷は何事もなかったかのように
いつもどおり誘った。
中嶋「・・・」
亀谷「? どうしたんだよ」
中嶋「どうしたって・・
   (かめは、何とも
   思わなかったんだな・・)」

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