TRY NOW!!
―が、次にはスマッシュを打たれ、負けてしまった。


稲葉「清水、早く帰ろ」
清水「おぉぅぃ!来たぞぉ
  ぬゎかすぃむぁが」
稲葉「うっせーよ帰るって」
中嶋「―なに照れてんだよ」
稲葉「ぬぬゎかすぃむぁぁ!!?
  別に、照れてな・・」
中嶋「稲葉のおかげで悔いはないよ」
稲葉「別に俺はなんにも・・
  それより・・・」
中嶋「何」
稲葉「・・いや、なんでも・・・」
中嶋「応援ありがと!」
稲葉「・・・・」
―よくそんな言葉を
笑顔でハッキリ言えるなぁ・・
 稲葉はそう思った。
中嶋「んじゃ、俺はこっち方面やで」
稲葉「うん・・」
中嶋「明日朝連来いよ。じゃーね」
稲葉「・・・・・・・・」
中嶋は自転車のペダルをこいだ。
稲葉「・・・・・・
  ぬゎかすぃむぁぁぁぁぁ!!!!」
中嶋「?」
中嶋はブレーキをした。
稲葉「・・・・・・おめでとう」
中嶋「え。」
  「それが言いたかったの?」
稲葉「・・悪いかて」
中嶋「ううん。ありがとな」
稲葉「い、いや俺はかめにきいて・・」
亀谷「素直になれよ」
稲葉「かめ!」
中嶋「かめが言ってくれたんや~。
  じゃぁさ!誕生日ってことで
  マーサ行こ~!」
亀谷「いいな!」
稲葉「(結局かめか)
  じゃぁ俺はここで」
亀谷「何言ってんだよ」
中嶋「お前も行くに決まってんだろ」
稲葉「!」
亀谷「じゃぁ2時くらいにしよー」
稲葉「・・・・」

―ありがとう。 

心の中でつぶやいた。

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