ただ愛されたいだけ


〜♪〜♪

-泰君-

私は平然を装い電話に出た


『はーーい』

「よ!酔っ払い(笑)」


『はは(笑)昨日はごめんね(笑)

ご迷惑をおかけいたしました!』


「本当妹ちゃんの世話は大変だ(笑)」


ズキッ


妹…か


『うるさいなー(笑)』


「あ、それよりさ

俺年越しこっちいねぇから」


『え?なんで?』


「地元に帰る(笑)

ばばぁも帰ってこいうるせぇーし」


『あ…そうなんだ…』

勿論年越しも

一緒に過ごせると思ったから

私は少し寂しくなった


「そんな悲しそうな声

出すなって(笑)

見送りこいよ?」


『い…いく!』


「ふっ(笑)

今日航平んちくるだろ?

詳しくは今日話す!」


『うん!

あ…でも私今日は…

少し遅くなる!』


「………あーはよ帰ってこいよ?

ちなみに…お前男つくんなよ?」

え…なんで…

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