ただ愛されたいだけ

泰君は何も言わず


ただ優しく頭を撫でてくれた


私はその瞬間涙が溢れだした


『うっ…ぐず…ごめ…』

「泣けよ…」



私が泣き止むまで泰君はずっと頭を撫でていてくれた



< 44 / 189 >

この作品をシェア

pagetop