私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

そう思うと、なんだか嬉しくなった。


「やっと明るくなった!!」


私の表情に、安希も明るくなった。



―――――――


――――



「なぁ滴ちゃん。


この間はごめんな。俺、本当どうにかしてた」


放課後の帰り道。私は草太くんと歩いていた。


すると草太くんは、突然私に謝った。


私に怒鳴りつけた時のことを。



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