私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

じゃあやっぱり…?



考え事を熱心にしながら歩いている。


「やぁ! 滴!

久し振りだね」


不意に男の子の声が聞こえた。


俯きながら考え込んでいた私。



顔を上げちゃいけない、そう脳から伝達されてる気がする。


それにここの道は…洋くんとの分かれ道である。


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