私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

「そうやって必死に逃げようとする所が、滴の可愛い所だよ」


この台詞に背中がゾクリとした。



と同時に、洋くんは私の体を自分に引っ付けた。


「もう離さない」



「やめてよ!」


直ぐ様持っていた通学鞄で洋くんに攻撃した。



そして逃げた。


今度は洋くんに捕まることはなかった。




家に着きすぐさま自分の部屋に駆け込んだ。

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