私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

荷物を床に落とし、ベッドに身を投げる。


思い出したくないのにさっきの出来事が、容赦なく頭の中を駆け巡る。



不意に抱き締められた洋くんの温もりも思い出してしまう。



感触が消えない。



どうしてこんなこと、洋くんはしたのだろうか。


付き合ってた頃は、こんなことされなかったのに。



復縁を迫ってたし。


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