私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

そしてしばらく草太くんといる時間を満喫していた。



「じゃあな!

また日曜日!いつでもいいから!

待ってるよー」


「……うん、また今度ね」


草太くんとのわかれの挨拶が気に入らなかった。



また昨日みたいに洋くんがひょっこり顔を出しそうな気がして不安になる。


足が前に出ない。 先に行けない。


< 142 / 456 >

この作品をシェア

pagetop