私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

「行きたくないの?


行ってスッキリすんのと、行かないでモヤモヤするの、


どっちがいいと思う?」



毒舌な口調になっている安希。


「はい、楽になりたいため、行きます…」


そんな安希に対して私は畏まって答えた。



「よし!」


と言って数秒したら、隣の教室に着いてしまった。



草太くんのいる教室に…



ドアのガラスから見えるクラスの光景。


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